【海外ミーム】よく使われる英語のスラング・フレーズまとめ その1
どうもこんにちは。管理人のケシトリです。
今回は「この英語よく見るけど、どういう意味なんだ…?」といった疑問にお応えすべく、独断と偏見で厳選した、Meme系スラング・フレーズについて解説していきます。
Nobody:
Nobodyは通常「誰も~ない or 名もない人」という意味だが、ミームでのNobodyは「誰もやってない、普通の人はやらない」という意味合いで使われる。
“a phrasal template used to mock people who strive to attract attention and tend to provide unsolicited opinions"
「注意を払ってもらおうと必死になり、いらない意見を言いがちな人々を馬鹿にする時に使われるテンプレ句」
引用:Know Your Meme
上の説明だと分かりづらいが、つまりは普通の人と比較して、一方の誰かのおかしい言動を指摘することで生まれるユーモアだと考えられる。
画像引用:Know Your Meme
普通の人:
カモ:「ここを渡るのに、今が丁度良いタイミングや!」
↑Nobody does this, but…や、No one would do that but…の略だと考えれば、イメージがしやすいかも。
他にもliterary nobody, absolutely no one, not a soulと段階的に強調度合が上がるパターンも存在する。
日本語で補足すると、多分こんな感じ?↓
普通の人:(しない)
文字通り普通の人:(やらない)
人っ子一人:(そんなことしない)
一方の誰か:
だが実はこのミーム、英語的におかしくない?と議論になったことがある。
Nobodyの後には何も書いてないことから、Nobody does nothingという意味になるはず。
しかしこれはDouble Negativeと呼ばれる、文法の間違いである。
仮に同じ意味で直すとEverybody does somethingとなるから、下に続く誰かの発言というも皆がやってることであって、unsolicited opinionsじゃなくない…?
…などなど、一部の人にとってはよく分からないミームなんだそう。
もし気になる方がいれば、こちらのRedditを参照してみてほしい。
〇〇 at home
〇〇 at homeとは、家にいる〇〇という意味。
子供「ママーあれ食べたい」→母親「家に食べ物はあるわよ」→一方の食べ物「…」
…のように、子供と母親同士のよくある会話が展開され、オチに自分の望んでいるものとはかけ離れた物が出てくる、というのが主な流れである。
子供:ママー、ここで食べ物買ってもいい?
母親:お家に食べ物はあるわよ。
一方の食べ物:
↑美味しくは…なさそう。
* 〇〇 noises*
*〇〇 noises*とは、直訳だと「〇〇の音」。
**で囲むことで単語を強調し、効果音的な役割を果たしている。
*sad 〇〇 noises*(悲しい〇〇の音)や、*confused noises*(困ってる音)のように用いられる。
everybody gangsta until
everybody gangsta untilとは、「~が起きるまでは皆ギャングスタ―」という意味。
普段は皆ギャングスタ―のようにクールだが、予想だにしない事が起きると、たちまち落ち着きを失ってパニックになる事を揶揄したミームである。
2015年にRedditに投稿された、「ゴキブリが飛び始めるまでは皆ギャングスタ―」という投稿が元ネタ。
*intensifies*
intensifiesとは「増幅する、激化する」という意味。
*eurobeat intensifies*のように、アドレナリンが増幅され鼓動が高まっている時や、何かしらが激しく躍動してるのを表現する際に用いられる。
I’ll Take Your Entire Stock
I’ll Take Your Entire Stockとは、日本語で「在庫全部貰っていくぞ!!!」という意味。
元ネタは人気YouTuberのJohnTronが2018年に投稿した、Flex TapeのCMレビュー動画である。
↑(上の動画で12:10~辺り)
JonTron:But I mean… I don’t see the thing working underwater.
Phill Swift:Plus! It even works underwater!
JonTron:I’Ll TaKe YoUr EnTiRe StOcK!!
JonTron:でもあれ…俺はまだ「水中でも使える」ってのを見てないぜ
Phil Swift:しかも!これ水中でも使えちゃうんです!
JonTron:在庫全部貰ってくぞ!!!!!
文字通り、何か欲しいものがある時のコメントとして使われている。
~Isn’t Real, It Can’t Hurt You
~Isn’t Real, It Can’t Hurt Youとは、「そんなものは存在しないから、安心して寝なさい」と患者をなだめるお医者さんに対して、
「俺はこの目で見た…」というような発言が聞こえてくる、テンプレ会話のミームである。
Doctor: “Tomas the Tank Spider isn’t real, he can’t hurt you"
Me:
医者:「大丈夫、強襲突撃型トーマスなんて存在しない。君を襲うこともないよ。」
ある動画を見たオレ:
↑存在…します。
I’m About to End This Man’s Whole Career
I’m About to End This Man’s Whole Careerは、日本語だと「今からコイツのキャリア(人生)を終わらせてやるぜ」という意味。
文字通り、誰かのキャリアを終わらせたい時に使われる。
元ネタは海外だと有名な動画シリーズ、The Rap Battle Parodyの一節である。
豆知識
・unsolicited:求められていない、押し付けがましい
・not a soul:人っ子一人
・idgaf:I don’t give a fuckの略。「どうでもいいわ」という意味。