海外のMemeでよく使われる曲まとめ その7

2022年3月9日

ミームソングまとめの第7回です。

Jamie Christopherson – It Has To Be This Way

2013年発売のゲーム「メタルギア ライジング リベンジェンス」のラスボス戦で登場した曲。「Revengence Status」と呼ばれるミームでよく使われている。※

ネットいじめをしようとする人 VS パソコンの電源をオフにした後のオレ

当人たちは真面目に戦っている風だが、全身サイボーグである雷電の攻撃に微動たりしないムキムキ議員という組み合わせは、傍から見たらギャグのような光景である。

海外のコメント欄では「高速パンチする時に流れる公式ソング」とも言われている。

※追記:海外ではメタルギアライジング系のミームは「Revengence Status」と呼ばれているが、以下の動画がバイラルになったことが由来なんだそう。Statusは「クソ投稿」的な意味合いで使われてるらしい。

Passenger – Let Her Go

人気シンガーソングライター「パッセンジャー」が2012年にリリースした曲。彼を代表するヒットシングルである。

ミームの中ではThe good endingと呼ばれる、Demotivational Poster系ミームで使われる。

店員:こちらがレシートになります!他に何か御用ですか…? ヘェェッ!?
客:いえ、これで全部です。お気遣いありがとう!

~THE GOOD ENDING~

※ちなみに店員が持っていたMagnumはコ〇ドームらしい…(察し)

French Accordion

フランス系ミームでおなじみの曲。中でも「Google翻訳で特定の単語をフランス語で朗読→その単語がフランス風に着飾られる」というミームでよく使われる。

↑フランスパン、ベレー帽、八字型のひげがステレオタイプらしい。

Fazlija – Helikopter

ボスニア系シンガーFazlijaが2015年にリリースした、「ヘリコプテ~ヘリコプテ~」という独特なイントロで始まる曲。主に何かしらがヘリコプターのように回転しているミームで使われる。

2021年10月頃からTiktok上で人気となり、その独特な発音がネタにされている雰囲気だが、公式YouTubeのサムネイルに写っている本人はめちゃくちゃキメ顔である。

このブームを受けて、公式YouTubeチャンネルでは昨年12月にミュージックビデオが投稿されている。

↑決してネタ曲ではないはず…

Electric Light Orchestra – Mr. Blue Sky

イギリスのロック・グループ「エレクトリック・ライト・オーケストラ」が1978年にリリースした曲。ミームの中では「曲のリズムに合わせて写真が次々に切り替わる」際のBGMとして使われる。

DVRST – Close Eyes

ロシア系ミュージシャン「DVRST」が2021年にリリースした曲。

Snotty Boy Glow Upというミームから派生し、何かしらのキャラクターが劇的に進化するミームのBGMとして使われる。

Gotye – Somebody That I Used To Know – Trap by VelvetCasca (Extended Version)

オーストラリアのシンガーソングライターGotyeが、2012年にリリースした「Somebody That I Used To Know」のリミックス曲。原曲の落ち着いた雰囲気から一転し、トラップ風のクールな曲に仕上がっている。

主にLore Meme(伝説ミーム)と呼ばれる、ある特定の物事を比較し、片方のストーリーや情報量などが優れていることを訴えるミームで使われる。

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豆知識

・フランス系ミームに登場する、八字型の髭は「カイゼル髭」と呼ばれるそう。

・カイゼルはドイツ語で皇帝を意味する「カイザー」が由来で、ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世が蓄えていたことから言われるようになったんだとか。何故フランス人のステレオタイプとなったのかは謎である。