【海外ミーム】「HEHE BOI」の意味・元ネタを解説
どうもこんにちは。管理人のケシトリです。
今回は海外ミームの中でも特に有名な、HEHE BOIについて解説していきます。
HEHE BOIとは?
HEHE BOIを日本語で訳すとすれば、「へへっ…どうよあんちゃん…」の意味に近い。
HEHEは文字通り「へへへ…」という笑いを表している。
BOIは男の子を意味するBoyを意図的にスペルミスしたもので、男性以外でも使うことが出来る言葉である。
更に言うと、BOIは「誰かがアホな発言をした時に使う感嘆詞」でもあるそう。(詳しくはUrban Dictionaryを参照)
だがこの記事を読んでいるミーマーが恐らく想像するのは、このお方であろう。
あの有名なHEHE BOIは、2012年にBBC Good Foodチャンネルが投稿した動画「エインズリーのBBQバイブル ~ジャークチキン編~」が元ネタである。(動画で1:47~)
You pick up your palette knife, then work that into meat.
Give your meat a good ol’ rub. That’s it.
Nice and hot, hot and spicy meat. HE HE BOI.
パレットナイフを手に取り、肉と一緒に混ぜましょう。
お肉が美味しくなるようにね…ほら出来てきましたよ…
ナイスでホット、そしてスパイシーなお肉が…
ヘっへっ…どうだい兄ちゃん…
HE HE BOIの真実
一見すればただJerk Chickenを作っているだけ、そんな内容である。
しかし、これらの発言を細かく分析してみると…
つまりこれらの発言は、BBC公式チャンネルの料理動画であるにもかかわらず、見方を変えれば下ネタのオンパレードなのだ。
こんな事を言いながら、平然とジャークチキンを特製マリネードで混ぜる、この怪しげな料理人…
彼は一体何者なのか?
彼の名は…Ainsley Harriot(エインズリー・ハリオット)だ。
Ainsley Harriot(エインズリー・ハリオット)とは?
画像引用:Wikipedia
Ainsley Harriot(エインズリー・ハリオット)とは、イギリス人シェフ、エンターテイナー、TVプレゼンターである。
1957年ロンドン生まれ。身長は190cmと大柄。
彼は1995年から2000年、BBCで放送されていた料理番組「Can’t Cook, Won’t Cook」に出演し、それ以降は「Ready, Steady, Cook」で司会を務めた。
イギリスのお茶の間ではよく知られている一流シェフである。
彼はいくつかレシピ本も出版しており、多くが高い評価を受けている。
特にAinsley’s Caribbean Kitchen (エインズリーのカリビアンキッチン)に載っている料理はシンプルでありながら、どれも非常に美味しそうだ。食べたい。
上のジャークチキンの作り方も載っているので、気になる方は要チェックな一品である。
商品リンク:Amazon – Ainsley’s Caribbean Kitchen
ミーム化の起源
2010年頃に4chanのゲーム板に登場した、Ainsleyがサラダに黒コショウを振っている画像がTroll Faceに似てると話題になり、様々なコラ画像が作られていったのが起源とされている。
画像引用:Know Your Meme
↑何だか夢に出てきそうな風貌。
彼がインターネット・ミームとして人気を博した理由は、何と言ってもその表情にあるだろう。
画像引用:Ainsley Harriott – Know Your Meme
彼が浮かべる不敵な笑みは、さながらディズニー・ヴィランズのようである。
画像引用:Disney Deluxe
↑この中にAinsleyがいても違和感はなさそう。
使用例
主に何か悪いことを考え付いたとき、もしくはラッキーな事が起きたときに使われることが多い。
豆知識
・Jerk Chicken:ジャマイカのチキン